2008年正月に宣言した試練の十番勝負。今までまったく興味がなくて撮ることもなかった大手私鉄、銀色無塗装JR型などの食わず嫌いをあらため、数少ない?新型ファンの方々のためにも私はガンバリます!ちなみにジャンボ鶴田は試練の十番勝負を完遂しましたが、ネバーギブアップの藤波辰巳は飛龍十番勝負を七番やったところであっさりギブアップでした。被写体はいくらでもありますが、撮りたくないモノを撮ってもヤル気が出ませんね。どこまで続くかわかりませんが、とりあえず新型車両との闘いを開始します!ダァッーーッ!!! |
初公開の中判デジでの鉄ヲタ写真。今まで広めの風景撮りにはバケを使っていたのだが、セッティングに手間がかかるし、壊れたら代わりがないし、何といっても有楽町のクリエイトまでポジを持って行くのがメンド臭い。高画素デジが一般化してきた現状を考えると、いつまでも20年前のフィルムカメラを使っているのは時代遅れなのではないか?そんな理由から新機材の導入を考えるに至った。キヤノンにもフルサイズレフ機では最も高画素となるEOS 5Ds Rがある。レンズはそのまま使える。しかし、ベースが一時代前のEOS 5D Mark IIIと古く、各社からミラーレス機が登場して一眼レフの立場が微妙になってきた状況を考えると選択肢には入らない。とはいえ宿敵ニコンや設計ミスとしか思えない極細マウントで家電チックなソニーを使うなど論外である。さてどうしたもんか? あれこれ検討した結果、レンズラインナップと拡張性、10万円のキャッシュバックにつられて、富士の中判デジを導入したのだった。 しかし、このGFX 50R、使ってみると動きモノにはまったく対応できないことが判った。カメラ雑誌にはそこそこ使えると書いてあったのだが、東海道本線の電車相手では全然ダメだった。シャッターラグが大きく、ファインダーはコマ送りのパラパラ漫画。ビシッと編成撮りを極めるのであれば、本命前から何本も練習電車でタイミングを測ってノーファインダーの一発撮りが必至である。5000円も払ったケーブルレリーズはシャッターを押している感触がなく、どこで切れるのかサッパリわからないので無駄な買い物だった。ファインダーはかなりの高倍率で拡大できるのだが、ピントの山がちぃとも判らない。とてもMFで使えるレベルではなく、AFに頼るしかない。 一方で、止まっているモノにピントを合わせるのであればAF精度は良好だった。測距点も一眼レフよりもはるかに広く隅っこまで配置されていて置きピンがやりやすかったりと、ミラーレスならではの利点もあった。原理的にレンズのピント調整が不要だったり、ピントリングの回転方向を変えられるのもありがたい。初期設定では富士はキヤノンと逆らしい。 文句はいろいろあるのだが、とにかく細かいところまでよく写って画質はいい。要はバケと同じように一発撮りで使えばいいのである。 ポカポカ陽気のこの日、東海道線へシェイクダウンに向かったのだが、慣れないシャッターラグに本命185系踊り子はハミ出し撃沈。極まったこの電車はE231系というそうで、もう一種類の顔の横が白いのがE233系というらしい。 今後、コイツは線路際で大活躍してくれるハズなのだが、パッと見、レンジファインダーチックな外観はいただけない。鉄ヲタ現場で東京カメラ部やファインダー越しの私の世界といった意識高い系自己満チンカスどもの仲間と勘違いされてしまうのだけは勘弁願いたい。 |
No. | 撮影日 | 列車 | 撮影地 |
11 | 2018.08.17(金) | | 山陰本線三保三隅−折居 |
10 | 2012.04.15(日) | | 東北本線浦和−さいたま新都心 |
9 | 2011.03.05(土) | | 常磐線柏−我孫子 |
8 | 2010.06.06(日) | | 総武本線物井−四街道 |
7 | 2010.01.17(日) | | 京浜東北線浦和−北浦和 |
6 | 2009.09.06(日) | | 常磐線南柏 |
5 | 2009.06.27(土) | | 函館本線大沼−七飯 |
4 | 2009.06.12(金) | | 高崎線神保原−新町 |
3 | 2008.10.13(月) | | 鹿児島本線木葉−肥後伊倉 |
2 | 2008.05.03(土) | | 久大本線南由布−湯布院 |
1 | 2008.01.27(日) | | 長野電鉄長野線上条−夜間瀬 |