特殊装備
 このページ、かなりバカバカしいが、あくまでお遊び、ギャグである。いつもこんなバカをやっているわけではない。私もいい年した分別のあるお兄さんなのだから。

SPECIAL.2
MINOLTA DiMAGE X20
 今はなきカメラメーカー・ミノルタ。私が所有する唯一のミノルタ製品がこのコンデジである。2003年8月に購入したコイツは私にとって記念すべきデジタルカメラ第1号。付属のSDカードは今では驚きの8MBであった。ギガではない。メガである、メガ!最高画質で撮影すると記録できるのはたったの13枚だった。こんなチンケな容量じゃ使えるわけねぇだろ、アホンダラ。
 購入当初は比較的大事に使ってあげていたのだが、いつの間にか扱いはテキトーに・・・。ポッケに入れてはそのままケツに踏み潰され、最期はカメラバックの奥底で他の機材の重さに押し潰されて圧死。修理を依頼したら
「新しいのを買った方が安いですよ」
と死亡宣告されて、今ではスイッチを押しても液晶が写らないただの燃えないゴミとなってしまった。

 所詮はコンデジ、写りや性能などはまったく気にせず、バッテリーではなく単3乾電池で使えるのが便利だと思って購入した。しかし、画質はそこそこ良かったものの、電池のモチの悪さまでは説明書に書いていないのだった。

SPECIAL.1
Canon EOS10QD & SIGMA DL ZOOM 75-300mm 1:4-5.6
 このカメラは写真を撮るためにあるのではない。では、何のために使うのか?コイツは最前線に一番乗りで乗り込んでベストアングルを決めるために存在しているのである。そんなことは自分のカメラでやればいいんじゃないかって?そう思ったアナタは正しい。しかし、私はズームレンズを一本も持っていない。フル装備のクソ重い機材を運んでアッチコッチ動いて、レンズを取っかえひっかえしてアングルを決めるのが正直ええかげんイヤになったのである。そこでコイツの出番。これならぶつけようが落とそうが痛くもかゆくもない。シャッターが腐った3000円のジャンクカメラとヤフオクでGETした3500円のカビ生えレンズの組み合わせは無敵なのである。言っておくが、20年前のボロ銀塩カメラとバカにしてはいけない。ファインダーの見やすさは最新のデジカメなどはるかに凌ぐ出来なのである。

 このカメラ、吊るしのまま(=買ったまま)の姿では、パチ撮り系と間違えられる危険性が非常に高い。そこでちょっと色を塗ってカスタムしてあげることにした。この塗装、かなり手間がかかっている。これを見たらまわりの撮り鉄はビビるに違いない。まわりをビビらせておいてベストポジションを確保する。それが私の描いた極めて高度な作戦である。ちょっと目立ち過ぎる所が欠点ではあるが、線路際で見かけたら、指差して笑うのだけは勘弁してほしい。もちろん、これは笑いをとるためのネタのつもりなのだから。

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