2017年の鉄ヲタ始めはこの時期人気の宗谷ラッセル。しかし、私が出撃した1/5〜8はまさかの連日晴れでほとんど降雪なし。特に最初の3日間は晴れはするものの掻くほどの雪が降らず、ひたすら我慢を強いられた。カチンコチンに凍結した国道40号線をビビりながら毎日300km往復して、見えそうで見えない利尻富士に一喜一憂、閉じられたウィングと犬のションベンのようなチョロ掻きにため息である。はぁ〜、なんだかなあ。特に1/6の朝は放射冷却で今冬の道内最低気温を更新。寒いを通り越して指先や耳が千切れそうなくらい痛くなるマイナス26℃の外気温も経験した。バナナで釘が打てるレベルである。間違いなく晴れ男であるハズの私は西高東低のバリバリ冬型さえ高気圧圏内にしてしまうのか?残すところあと1日。はたして、納得のいくカットは撮れるのだろうか?沿線のそこかしこに展開した鉄ヲタのみなさまもきっと思いは同じだっただろう。 最終日、明け方に少々降雪があった。予報によると移動性高気圧が張り出してきて昼前から快晴になるらしい。ホントかよ?半信半疑でクソ曇りの沿線を流していると、劇的とまではいかないが、10時前から急速に天候が回復。何とか一矢報いることができたのだった。 しかし、車両のキャブしか見えないほどの爆雪はイマイチ好みではないが、せめてラッセルヘッドの半分くらいの高さまでは掻いた雪が上がってほしい。ということで、もう一回出撃しなければならない今シーズンである。 |