次は翌日のあかつき。昼ちょっと前に長崎本線を上る難しいスジである。前日のロケハンで顔面に日が当たる場所はここしかねぇ!と判断した我々は、朝早くからこのトンネル出口にゲバを張った。たぶん、他に鉄は来ないだろう。そう思ってはいたが、やっぱり誰も来なかった。一発限りのリバイバルでヘッドマーク重視、編成切り捨ての我々2人の撮り方は一般撮り鉄には受け入れられないのだろうか?カッコいいんだけどなぁ・・・。天気も早朝こそ良かったものの、だんだん薄雲が発生して、時折太陽が遮られるイマイチ具合。晴れてくれるのか?かなり気掛かりである。近くに駐車スペースがないため、少し離れた場所にレンタカーを停めてまったり待機。何も撮らずにヌルい数時間を過ごした。 午前11時過ぎ、踏切が鳴る。心配していた空模様も数分前に薄雲が抜け、文句なしにVである。トンネルの側壁をカマのライトが照らす。来た!オッシャー!!前日に続いて今日も迎撃成功!新品のヘッドマークを輝かせたあかつきを仕留めることができた。いつもなら即気合いの追っ掛けスタートである。しかし、余裕をカマした我々は欲を出して大村線で国鉄色のキハ66・67を撮ってからあかつきを追撃することにした。しかし、こちらは人為的なアングルミスで撃沈。欲はかくものではない。そそくさと撤収して長崎道を北上。追撃を再開したのだが、結局ド逆光の九工大前でスナップ的に撮っただけで終了。門司港まで電車に乗って追撃し、祭りの様子を見学してから、またもジョイフルで反省会をして福岡空港に向かった我々だった。 |