2009.1.30(金)更新
さよならEF55碓井号
2009.1.17(土) 信越本線磯部−安中
Canon EOS-1VHS EF500mmF4L IS RVPF
さよなら、ムーミン!

 先日、第2の人生?をリタイアし、70年にもおよぶ現役生活から引退したムーミン。昨年の試運転からそのピカピカ具合で我々撮り鉄を悩殺してきた。私も出撃をもくろむものの九州へ行ったり、ガッカリするぐらい酷いマークが付いたり。やっと出撃できたのは最終運転の前日になってしまった。やってきたのは碓氷峠なき後、十数年ぶりの磯部−安中である。当日は案の定寝坊。その結果、冬の風物詩、関越道下り線のスキー渋滞に大ハマリ、ムーミンラストランの通過まで1時間を切ってやっと到着である。さて、どう撮ろうか?昔は線路際で100mmぐらいで撮っていた記憶がある。しかし、寝坊である。他の撮り鉄でパニった場所に入り込む余地はないだろう。俯瞰か?列車が小さい。結局、いつものように線路の横にへばりつくことにした。500mmで見てみると、バックに遠く赤城の山並みが入ってなかなか良さげ。しかし、残念ながら先行の練習電車はすでになく、本番一発勝負である。パンタがデカいので上よりにアングルを調整。あとは雲台のパン棒を緩めにして、列車が来てからその場で上下のバランスに対応することにする。踏切が鳴る。最後の走りを楽しむようにムーミンはゆっくりゆっくりやってきた。機関士さんが手を振っているのが見える。引き付けて鼻っ面のナンバーに合焦した瞬間、シャッターを切る。オッシャァァー!極まった!直後、漂ってきたデカいちぎれ雲が太陽にジャストミート。付近が暗転する。ふぅ、危ねぇ危ねぇ。

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