5月中旬、激晴れの土曜日に盟友・千ちゃんと米坂線に出撃した。恥ずかしながら私は米坂初参戦。ポイントなんかちぃともわからない。なので、ガイドは千ちゃんにお任せし、ばけペン一式を背負って彼の登る後についていくことにした。目当てのキハ58・28はA3という運用に入っているらしい。一発目は定番手ノ子の俯瞰。現場に駐車している車はどこかで見たことがある車ばかりである。登ってみると、案の定、そこにいたのは知り合いの達人諸氏ばかりであった。過疎化が進むこんな山の中で約束したわけでもないのに全国から集まってしまうのは、自分も含めてみんなキ○ガイだからに他ならない。この日、バリ晴れの山頂では列車通過とともに激Vを極めたキ○ガイ達の雄叫びが上がったのだった。 みなさん、返しは中郡の俯瞰に登るとのこと。私は一人線路際で接近戦を仕掛けることにした。残雪を頂く山並みをバックに縦顔面を狙う。先行の列車で構図を確認し、待つことしばし。斜光線を浴びてコイツはやってきた。幌の影がチョット長いがまぁよかろう。入梅前の一発であった。 |