先日引退した415系鋼体車。地元を走っていた馴染みの深い電車だけに最後の勇姿を仕留めるべく出撃してきた。当日は本来ならば花輪線の原色キハを撮っているハズだった。実際に前日までは現地にいた。しかし、出撃直前の金曜日、会社で他部署のアホがせっかくの私の年休に朝一から会議を設定したのである!上司からはアッサリ一言、会議に出ろ!とのことで休みはキャンセル、花輪線は11日限りで撤収となってしまった。 当日は天気が良すぎるぐらいの快晴。こんなに天気がいいのに朝から会議とはツイてねえ。そう思うといてもたってもいられなくなり、午後休を取って置き換え間近の白電を撮りにやってきたのである。しかし、待てども待てども来るのはE531系ばかり。日没まで4時間半待って、やってきたのはたったの2本だけ。そのうちの1本がこの写真である。 床に広げた新聞の上でカップ酒を飲んでいた汚いオヤジばかりが思い出に残る常磐中電。エメラルドグリーンの103系とは車内のニオイが違っていた。 |