2008.9.13(土)更新
DE15マヤ検
1994.10.26(水) 男鹿線脇本−羽立
Canon T90 FD135mmF2 RVP

 もう14年も前の秋晴れの1枚、男鹿線のマヤ検である。当時まだ学生だった私は男鹿線にマヤが入るとの情報に大学を自主休校(=サボリ)。ついでに50系客レとタンカー貨物も一緒に仕留めてしまおうとの魂胆で深夜の国道13号線を秋田に向けて激走していたのだった。その頃の愛車は実家から強奪してきたC33型オンボローレル。今では考えられない衝突安全基準をまるで無視したピラーレスハードトップの車体構造で、あまりにボディ剛性が貧弱なためにハードな走りをするとボディがたわんで半ドア警告ランプが点灯するといった笑えない車だった。
 当日は日の出から文句のつけようがないバリ晴れ。午前中に男鹿線でのターゲットをすべて仕留めて、オリエント釜が客レを牽くとの情報に午後から東北本線へ転戦したのだが、こちらはねずみ色のドングモーリにヤル気消失して即撤収。お金がなかったので国道4号線を十数時間かけてトボトボ帰ってきたと記憶している。一撃必撮No.0が当日朝一番の50系客レの写真である。
 ちなみにローレルはその後1年半、私のハードな撮り鉄運用とローリング走行(笑)の練習台にされて4万kmを走行。アチコチぶつけて擦りまくった後に父親の通勤用に格下げ(上げ?)されて12万kmを完走。最終的に知人にタダで引き取られ、天寿をまっとうしたのだった。

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