1933年製、最後の旧型国電クモハ42もすでに過去帳入りである。製造からおよそ70年。やはり寄る年波には勝てなかったのだろう。 小野田支線のこの撮影地、バックに1本、妙に高いヤシの木がある。どうやら有名な木であるらしい。某誌によるとこの木を入れて撮るのがポイントらしい。撮影地ガイドにはそう書いてあった。アホか、ボケェ!だから誌面の写真のクオリティが低いんじゃ!と言いたい。写真は引き算である。あくまで主題は鉄道車輌。まわりの余計なモノは極力アングルの中に入れないように写すのが基本中の基本である。有名だろうが何だろうが、当然そんな木はカット!バックが緑の林になる位置で架線柱の間に車輌を抜くようにしてアングルを決めた。 |