DD51貨レ
1998.9.13(日) 成田線久住−滑川
Canon EOS-1NHS EF200mmF2.8L II RVP
この写真には「後悔」という題名がついている。今では高機のEF65が入線する鹿島貨物。1998年当時は千葉機のDD51の牽引だった。この頃、東日本ではまだ磐西や磐東、男鹿線、八高線などの非電化区間でDD51の貨レを見ることができた。当然DD51は架線のない所で撮るものであり、架線下のDLはクソ。そう決め付けていた私は、自宅からこんなに至近で走っていたにもかかわらず、わざわざ電線の下のDD51を撮ろうとは考えもしなかったのである。この写真も狙って撮ったモノではなく、霞ヶ浦に釣りに行った帰り道にカメラがあったのでたまたま寄り道して撮ったと記憶している。しかし、今思うと何ともったいないことをしていたのだろうか。現在、JR東日本管内では太陽の下を走るDD51の貨レはいつの間にか絶滅してしまったのである(深夜の北上線には重連貨レの設定がある)。また、当時の千葉機の所属機には九州出身の赤ナンバー1031というカマがいた。コイツだけは撮っておきたかったのだが、成田線のDD51で残っている写真は中途半端なこれ1枚のみ。あの時撮っておけばと後悔しないためには撮りたいときに即出撃!この鉄則は今も昔も変わらないのである。
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