ダイヤ改正は去り行くモノとの別れの季節。まもなく花輪線を追われる彼らが盛岡地区で生き残ってくれるのを願うばかりである。 何の変哲もない駅撮りバルブであるが、けっこう私はバルブが好きである。昼間ならバックに写ってしまう邪魔モノが闇に消えてしまうからだろうか?バルブでカッコええ1枚を極めるにもコツがある。忠実な色を再現するならデジタルにはかなわない。CCフィルターをいくら使ってもダメ。ならばポジにしか出せない味を出すしかない。ポジの味といえば蛍光灯の緑カブリ。これを有効に使うのである。RVPを使っていた当時は緑カブリが強烈だった。しかし、最近のRVPFやRDPIIIは非常にカブリにくい。さらにコツがあって、これらのフィルムを2秒以下の露光時間で使うのである。私の経験では2秒を超えると緑カブリが濃くなるようである。そうすればこの写真のようなホンノリ緑カブリの出来上がり。 ちなみにどーでもええことだが、私自身は皮被りとは一切無縁。エロ雑誌に広告を出しているような恥ずかしい病院に行く必要はない。 |