2013.3.16(土)更新
EF64貨レ
2013.2.24(日) 成田線下総神崎−大戸
Canon EOS-1D X EF500mmF4L IS (EF1.4 X III) ISO100
ロクヨンも終わっちゃいましたね・・・

 先日のダイヤ改正でPFと桃太郎に後任を譲り、1年間の平地暮らしから退いたEF64。この日、東日本の状況はクソチュー獄からの害毒微粒子に悩まされる西日本と同じくらい悲惨だった。快晴ではあるものの朝から貧ゲバなら倒されかねない強風が吹き荒れ、田んぼの土埃が舞い上がって空は真っ茶色。外に出ようものなら砂まみれで身体中ジャリジャリ。よっぽどのネタでもないかぎり出撃しようとは思わない最悪のコンディションだった。しかし、天気予報によると午後から次第に風もおさまるという。ホントかよ?鹿島貨物には原色1041号機が充当されていた。タイムリミットは間近に迫っている。どうする?風は止むのか?仮にヤラレたとしても近所なので、ダメージは僅少である。他にターゲットがあるわけでもない。ダメ元で出撃し、相棒千ちゃんと現地合流。砂嵐の中を行く更新釜の単回などは無視して夕方のメインターゲット70レを待った。
 15時を過ぎるとだんだん風が弱まってきた。予報もたまには当たることがあるらしい。行動開始である。踏切脇から撮るという相棒にポジションを譲り、私は後方の緩いカーブにゲバを張った。狙いは正面からの尻尾見せアングルである。しかし、気になることが一点あった。踏切の影である。先行の練習電車では警報機のバッテンがモロに顔面直撃だったのである。これはマズい。立ち位置を微調整して列車を待つ。
 16時半過ぎ、はるか先に2灯のヘッドライトが見えた。来た。ゆっくりと進んできた機関車がAFフレームに達した。シャッターを半押ししてピントを追従させる。機関車の左端が左の架線柱を越えたところでモードラ全開でシャッターを切る。即プレビュー確認。オッシャーーーァァァア!迎撃成功!しかし、楽勝だったというわけではない。次のコマではスノープロウに警報機の影がかかっていたのであった。ふぅ〜、際どいところだった・・・。

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