今年のSUPER-GTシリーズはホントに天候にたたられている。これまでの全7戦中、決勝の日曜日に一日安定して晴れた日はない。いくらなんでも、こうクソ天気ばかりだと観戦に行くことさえイヤになる。青空の下で写真を撮りたいというささやかな願いも適わず、2011年シリーズもとうとう最終戦を迎えた。今年も昨年同様、牛若丸親方、カマタ氏、らるご氏と私の関東組、関西から遠征のbenkei親分の5人でツインリンクもてぎへ出撃してきた。土曜は全国的に雨。当然、栃木県茂木町も朝からシトシト雨が降っていた。毎回毎回雨ばかりで、ホントにウンザリである。やってらんねぇ。こんなクソ天気なので撮影はほどほどに、最近目覚めた「味」を楽しみに水戸の街へ向かったのだった。鉄ではほとんど車マルヨにコンビニ弁当の我々であるが、モタスポ撮りでは宿に泊まって地域のウマイもの、そのなかでも勝利のゲン担ぎとして店で最も高い料理を食べるという贅沢に目覚めてしまった。仙台では牛タン、鈴鹿では松坂牛を食した我々は、今回は水戸に投宿して特上トンカツを狙ったのだが、あいにく目的のトンカツ屋は休み。妥協案として、ロイヤルホストでステーキを食べ、決勝への鋭気を養ったのだった。 しかし、翌日曜も朝から雨。クソッ!やはり、ファミレスのステーキではゲン担ぎの効果が薄いのか?昼から晴れるという天気予報が当たるのを願って、ヤル気が出ないながらも雨用装備を準備する。 昼前になると、急激に北西から青空がのぞいてきた。キタァァァーーッ!!!やっと待望のバリ晴れである。このコンディションを1シーズン待ち続けたのである。ヤル気急上昇の我々はコースに散り散りになって、世界最速のツーリングカーと闘ってきたのだった。 今回をもって2011年SUPER-GTシリーズは全戦終了。モタスポシーズンとしても各カテゴリーで終盤を迎え、あとは最終戦や恒例のリバイバルネタを残すのみとなった。さあ、今年の撮り納めはどこへ行こうか!え?何?ちょっとは鉄にも行けって?まあ、それはごもっともなご意見ですな。 |